浅田真央と水蜜桃

 浅田真央選手・高橋大輔選手を中心に、
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フィギュアスケートで、いま求められる演技 【日本経済新聞】

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フィギュアスケートで、いま求められる演技

 2012年のフィギュアスケート世界選手権(フランス・ニース)で、女子は鈴木明子(邦和スポーツランド)が銅メダル、男子は高橋大輔(関大大学院)が銀、羽生結弦(宮城・東北高)が銅、そしてペアで高橋成美(木下ク)&マービン・トラン(カナダ)組が銅と、日本勢は4つのメダルを獲得した。

 しかし金メダルは取れなかった。男子はパトリック・チャン(カナダ)、女子はカロリナ・コストナー(イタリア)で、男女ともスケーティングに定評があり、スピードと流れのあるジャンプを武器にする選手が金メダルに輝いた。浅田真央(中京大)はジャンプミスが相次ぎ6位に終わった。ソチ五輪まであと2年。「スケーティング力の時代」への風がさらに強まるなか、選手たちはどこを目指すのだろうか。


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■トリプルアクセルにこだわった浅田

 トリプルアクセル(3回転半)が成功するかに注目が集まった浅田。現地入りしてから、その最大の武器の練習に終始したが、約50回挑戦したものの、ほぼすべてがパンク(フィギュア用語で3回転が2回転になるなど「回転が抜ける」という意味)か回転不足。成功どころか、3回転半回りきってから転倒するということもほとんど無かった。

 「こっち(ニース)に入ってから、調子が下降気味でした。日本にいるときは良い状態だったので、動揺してしまって……。一度もちゃんと跳べていなくて、まったく感覚を失ってしまった感じがしていました」と浅田は振り返る。

 確かに名古屋での直前調整では手ごたえがあったようだ。佐藤信夫コーチも「ほぼクリーン。これならやっても良いかなというところまできていた」と判断していたほど。気合十分で現地入りしただけに、「跳びたい」という気持ちを抑えることはできなかった。

 結局、ショートプログラム(SP)は180度以上回転が足りていなかっためにダウングレード判定だった上に、転倒。フリーではパンクして1回転半になってしまった。

 トリプルアクセルの基礎点は8.5点だが、SPで得たのはわずかに0.8点、フリーは1.1点だった。仮定の話になるが、もしダブルアクセルを綺麗に跳んでいれば4点前後を見込めたはずだ。
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高橋大輔・羽生結弦らスタジオ生出演、浅田真央「少し休む」 【動画】

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真央、仏から帰国「少し休みます」

 1日に閉幕したフィギュアの世界選手権(フランス・ニース)から、浅田真央(21=中京大)が3日、羽田空港に帰国した。大会ではショートプログラム(SP)、フリーともに武器のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が不発。昨年と同様、過去最低タイの6位に終わった。「何をしていたのかな」と話していた気持ちの整理はまだついていない様子で、「気持ちは変わっていない」。ただ、表情は明るく「少し休みます」と、つかの間の休暇に思いをはせていた。

[日刊スポーツ 2012年4月3日16時11分]


悔しさにじませ、浅田真央が帰国

 フランス、ニースで行われたフィギュアスケートの世界選手権で6位に終わった浅田真央(中京大)が3日、羽田空港に帰国した。

 大会ではショートプログラム、フリーとも果敢にトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑戦したが、失敗。この日は笑顔も見せたが「(試合後と)気持ちは変わってないです」と、悔しさを滲(にじ)ませた。

 今後については「これから佐藤先生と話したいと思います」とした。

(デイリースポーツオンライン 2012年4月3日)


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世界選手権に出場した選手の皆さん、お疲れ様でした。
まだ国別対抗戦がありますし、オフシーズンは来季のプログラム作りやショーへの参加がありますよね。
つかの間の休息だとは思いますが、翼を休めて下さいね。

常に注目を浴び続ける真央ちゃんも、たまにはのんびりして欲しいですね。
ファンとしては真央情報は知りたいトコロですが、ゆっくりして欲しいと思うのも紛れもない本心。
羽を伸ばして、疲れた身体を癒してね


-来季の出場枠の話し。

シングルは男女とも3人出場したので、上位2選手の成績で計算されます。
男子は、大ちゃん2位、ユヅ3位、崇ちゃん11位⇒2+3=5
女子は、アッコちゃん3位、佳菜5位、真央6位⇒3+5=8
どちらも13ポイント以下なので、男女共に来季の出場枠も最大3枠を確保。

高トラペアが1枠で3位につけたので、来季のペア出場枠が2枠となりましたが、その時までにシニアで通用するペアが育つのかι(´Д`υ)
日本はシングルの層の厚さに対して、ペアは手薄ですからね。
来季までにとは言いませんが、高トラペアに刺激を受けて、ペアでも後輩が育ってくると楽しみですよね。

リード兄弟はSPで24位となりFSへ進出できなかったので、アイスダンスの来季の出場枠は1枠のみ。
勝負の世界はやはり厳しいですね。

2013年の世界選手権は、カナダ開催。
その成績次第で2014年ソチオリンピックの出場枠も決まりますので、選手達にとっても特に重要な大会です。

カナダという事で悪い予感がヒシヒシとしますが、それを選手の頑張りだけで跳ね返せというのは、あまりにも酷でしょう。
今回の世界選手権でも、首をかしげるようなジャジがありました。
共同通信が「Pちゃんの優勝にブーイングのようなどよめきが起こった」と記事にしたのは、革命的だと思います。

採点競技に疑惑はつきものですが、おかしいものは誰が見てもおかしい。
無言を賛同と見なされるのは業腹です。
疑問は疑問だと、これからも声をあげていきたい。

疑問を呈する声が大きくなれば、ジャッジ達も慎重にならざるをえません。
少しづつでも、頑張った選手が報われて、多くの人が納得できる採点がなされるように変わっていって欲しいと願います。


 

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高橋・銀、羽生・銅、浅田6位も「ソチで100点以上目指す」【動画】

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高橋、銀メダル獲得!観衆の視線くぎ付け

 「フィギュア世界選手権・最終日」(31日、ニース)

 男子のショートプログラム(SP)で3位につけた高橋大輔(26)=関大大学院=がフリーで4回転ジャンプを含めてほぼ完璧な演技を見せ、合計259・66点で銀メダルを獲得した。高橋は優勝した10年大会以来のメダル。SP7位の17歳、羽生結弦(東北高)も4回転ジャンプを決め、自己ベストを更新する合計251・06点で3位に入った。日本男子選手の複数メダル獲得は史上初。SP首位のパトリック・チャン(カナダ)が2連覇。前回銀メダルの小塚崇彦(23)=トヨタ自動車=は11位に終わった。

 男の哀愁漂うブルースも、最後は笑みを抑えきれなかった。冒頭の4回転ジャンプをしっかり着氷すると、その他のジャンプもほぼノーミス。得意のステップでは、観衆の視線をくぎ付けにした。2年ぶりの世界王者にはわずかに届かなかったものの「優勝じゃなかったのは悔しいが、自分の演技が最後にできた」と、“高橋大輔完全復活”を印象づけるには十分な演技だった。

 首位チャンと3・69点差でフリーを迎えた高橋は「練習したことを全部出そう」と、2月以降の追い込みを思い出した。1日5時間。8歳から始めた競技人生で一番濃い練習を積んできた自負が心を支えた。SPに続き、フリーでも4回転ジャンプに成功。08年秋に右膝のじん帯を断裂してから成功率が落ちていた大技は、チャンを倒すために取り戻さなければならなかった武器。今大会まで、今季の成功は1度きりだったが、もはや「賭けではない」と言えるところまで復調した。

 昨年の世界選手権後、14年ソチ五輪までの現役続行を決めた。バンクーバー五輪銅メダリストにとって、狙うは当然、金メダルだ。世界選手権2連覇を達成したチャンは、これで10年12月のGPファイナルからISU公認大会7連勝。高橋自身10年3月の世界選手権で優勝した時以来、チャンには6連敗となった。ただ4回転の精度が上がった今、ライバルの背中を確実に視界にとらえた。

 ソチ五輪まであと2年。絶対王者撃破へ、態勢は整った。

(デイリースポーツ 2012年4月1日)


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高橋大輔、世界に刺激受け銀メダル

 ブルースの調べに乗った高橋が、前日のSPに続いて4回転ジャンプを決める。後半に集めたジャンプ、そして情熱的で激しいステップが、ニースの会場のボルテージをどんどん上げていった。

 最終滑走のパトリック・チャンに及ばず、2大会ぶりの王座返り咲きは逃したが、堂々の銀メダル。周囲の大きな期待に応えた結果に「ほっとしている」。高橋は演技後、その言葉を繰り返した。

 ライバルたちの急速なレベルアップに、強い刺激を受けたシーズンだった。

 現役続行を表明した今季、当初の目標は「フリーだけ」で4回転ジャンプを跳ぶことだった。しかし、チャンをはじめ世界のトップはSPからプログラムに組み込んできた。「勝っていくには、SPから4回転の必要性を感じた」。SPでも4回転―3回転の連続ジャンプをプログラムに入れ、バンクーバー五輪銅メダリストは新たな一歩を踏み出していた。

 意識の高さに変わりはない。ニースにも専属栄養士が同行し、食事もカロリー計算するなど徹底して管理。今季からスケート靴をスイス製からイタリア製に替え、より軽量化を図った。「足の負担が軽くなったことで、これまで以上に練習できるようになった」と好影響を強調する。

 努力を積み重ねる先には、明確な目標がある。「ソチ(五輪)に行きたいと思っているし、行けたら勝ちたい」。前回5位からの雪辱を果たした26歳が、復活を世界に印象づけた。(田中充)

(産経ニュース 2012.4.1 00:51)


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大輔、来季は4回転2本!打倒チャンへ進化誓う!…世界フィギュア

 ◆フィギュアスケート 世界選手権(1日、フランス・ニース) 初の複数メダルを獲得した日本男子はフリーから一夜明けて会見し、2位に入った高橋大輔(26)=関大大学院=は、来季はSPで1本、フリーで2本の4回転を組み込むことを目標に掲げた。

 高橋は今季初めてフリーで4回転を決めたが、2連覇したパトリック・チャン(21)=カナダ=は、単発と連続ジャンプで2度成功。「4回転は心配がなくなった。来季はフリーで2本入れていきたい。メダルを取るためには必要」。4回転トーループに加え、試合で決めれば史上初となるフリップの習得にも意欲を示した。

 若手の飛躍も刺激になった。フリーの得点は羽生が2位で高橋は3位。「このままでは勝てない。若い勢いに負けないためには、自分のレベルを上げていかないと」と貪欲に進化を続ける。

 ◆羽生は来季“大輔超え” 〇…初の銅メダルを獲得した羽生結弦(17)=東北高=は、高橋から将来を期待されていると聞いて「日本を引っ張ってきたエースに言われるのはうれしい。期待されているのであれば、いつかやらないと」と“高橋超え”に意欲。11位に沈んだ小塚崇彦(23)=トヨタ自動車=は「また自信を取り戻して、GPシリーズから落ち着いてやりたい」と来季の復活を見据えた。

(2012年4月2日06時02分 スポーツ報知)


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羽生、初出場で銅!びっくり自己ベスト

 「どうだ!」とばかりに右手を振り上げてフィニッシュ。観客のスタンディングオベーションに応えた羽生の目から、涙が流れ落ちた。

 「ハッピーエンドになれてよかった。やっと被災地の思いを受け止められたと、実感がわいてきたんです」

 自己ベストの173・99点。合計でもSPの出遅れを取り戻す自己ベストの251・06点をマークした。「絶対に無理だと思っていた得点。驚いて涙が止まった」と満面の笑みだった。

 2002年長野大会で銅を獲得した本田武史の20歳11カ月を大きく上回る日本人最年少メダル。「ユヅル・アニュー」とフランス語で紹介された表彰式では氷上を何度も跳ねて喜びを表現した。

 東日本大震災で仙台市内の自宅が全壊し、避難所生活の苦労などを乗り越えて、たどり着いた初の世界選手権だった。

 「被災地に元気をではなく、逆に元気をもらっている立場であることを大会前に受け入れられたので、最後まで滑り切れたんだと思う」

 多くの人に応援されていることを支えに、転倒を「ちょっと休めたと前向きに考えられた」。すでに来季へ向けて新たな4回転ジャンプに取り組み、さらに輝くメダルへの準備を進めている。

 「みんなで前を向いて、目標をもって進んでいこうと伝えたい」。心に秘めていた被災地へのメッセージは、十分に伝わったはずだ。(櫃間訓)

(サンスポ 紙面から 2012.4.1 05:02)


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トランの日本国籍取得は絶望的…ソチ五輪出られない

 現行の法律では、14年ソチ五輪までのトランの日本国籍取得は絶望的な状況だ。国籍取得には日本での居住実績や、小学2~3年程度の読み書きなどが必要となるが、トランは満たしていない。

 伊東フィギュア委員長は「今の法律じゃ100%無理。五輪出場に向けたトランの国籍問題は、国が動いてくれればありがたい」と話した。ソチ五輪では男女、ペア、アイスダンスの合計で争う団体戦が採用される。男子の高橋、女子の浅田らを擁している日本は、ペアとアイスダンスを強化すれば金メダルも狙える。だが、このままでは高橋・トラン組の出場は不可能。「悩ましい。ソチに向けてはいろいろ考えます」と同委員長は表情を曇らせた。

[スポニチ 2012年4月1日 06:00 ]


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真央「なんでなの」6位

<フィギュアスケート:世界選手権>◇最終日◇3月31日◇フランス・ニース◇女子フリー

 浅田真央(21=中京大)はSPに続きトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に失敗した。今季ワーストの105・03点。総合164・52点の6位。一夜明け、14年ソチ五輪へ「向上を目指す」と言った。

 曇り続けてきた浅田の表情が、一瞬だけ晴れた。2年後のソチ五輪。その大目標について聞かれると「いまの状態から上を目指していけば、100点以上になる。向上を目指して頑張ります」。苦闘のフリーから一晩たち、気持ちを奮い立たせようとしていた。

 前日は「56回目の挑戦」が散った。ニース入り後は練習、SPで3回転半に挑み続けること55回。フリーが56回目だったが、抜けて1回転半に。執念は実らなかった。他のジャンプでもミスが目立ち「なんでなのかな…」とぼうぜん。昨年2月の4大陸選手権以来1年ぶりの代名詞復活はお預けとなった。

 日本での好調さが消えた要因について「わからないけど、なにか体が動いていなかった」と話した。佐藤コーチは「力みが入っていた。いろんな重圧があったのかな」と分析した。

 絶不調の中での挑戦について、同コーチは「(浅田から3回転半を)取り上げるとテンションが下がる。日本では本当に良かったから、跳ばせてあげたかった」と説明し「ここが目標ではないですから」と続けた。指導はまだ2年。信頼関係をより深めるため、浅田も「日本に帰って、先生といろいろ話したい」と希望した。

 これで母国開催の国別対抗戦出場(19~22日、代々木第一体育館)は微妙な立場になった。女子シングル出場は2人。世界ランクの上位2人の出場が通例で、同8位の浅田は日本人4番手。代表から漏れる可能性もある。

 視線は先に。2回転半との使い分けについて「今後、先生とやる上で大会の時で使い分ける必要はあるかな」とうなずいた。トンネルの先、光があると信じ、進むしかない。【阿部健吾】

[日刊スポーツ 2012年4月2日9時27分 紙面から]


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真央6位、一夜明けても「何でなのかな」…世界フィギュア

 ◆フィギュアスケート 世界選手権(1日、フランス・ニース) 3月31日に女子フリーを行い、ショートプログラム(SP)4位の浅田真央(21)=中京大=はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が1回転半になるなどミスを連発し、合計164・52点で2年連続の6位に終わった。真央は一夜明け「どうしたいのか見つけることが大事」と胸中を明かした。カロリナ・コストナー(25)=イタリア=が初優勝し、鈴木明子(27)=邦和スポーツランド=が初の3位。村上佳菜子(17)=中京大中京高=は5位だった。

 落胆を隠せなかった。冒頭の3回転半で失敗したショックを引きずるようにジャンプでミスを繰り返し、フリーとの合計は今季自己最低。真央は昨年と同じ自己最低の6位に沈んだ。「力を全然出し切ることができなかった。何をしていたのかな…」。力なく声を絞り出した。

 日本で好調だったという3回転半は、現地で調子が急降下。練習を含めた6日間で一度も完璧な成功はなかった。指導する佐藤信夫コーチ(69)は「取り上げるとテンションが下がる」と挑戦を許したが、大技を強行した代償は大きかった。

 基礎点8・5点の3回転半は1回転半となり、わずか1・1点しか稼げなかった。後半は3―2―2回転が単発の2回転になり、3回転ループは1回転に。スピンやステップは最高評価のレベル4を得たが、「(今季の収穫は)思い浮かばない」と肩を落とした。

 一夜明けても迷路の中にいた。真央は1日の会見でも「何でなのかなという感じ」と首をひねった。昨季からジャンプの修正に着手したが、「いくつかの試合で自分でやってきたことが全然出せていない」と一進一退を繰り返している。来季に向けて「自分がどうしたいのか、しっかり見つけることが大事。駄目だったところも含めて、練習や試合でどうするか見つけ直したい」と神妙に話した。

 昨年11月のロシア杯で3年ぶりのGP優勝を飾ったが、12月に母・匡子さん(享年48歳)が死去。激動のシーズンを乗り越え、佐藤コーチは「いろんな重圧があったことは間違いない」と思いやった。ソチ五輪まであと2年。「今の状態は点数をつけられないが、どんどん上を目指していけば(ソチまでに)100点以上になると思う」と真央。再び世界の頂点に立つ日を信じて壁に立ち向かう。

(2012年4月2日06時02分 スポーツ報知)


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6位真央、ジャンプ跳べない

 シーズンの締めくくりだったフリーで105・03点、合計でも164・52点と今季ワーストを記録。演技直後に呆然(ぼうぜん)自失の表情を浮かべた真央は、一夜明けた1日朝も疲れた顔で前夜と同じ言葉を発した。

 「練習してきたことを出せなかった。一晩過ぎても、なんでなのかなぁ…という気持ち」

 3回転半が1回転半に終わったのを皮切りに、ジャンプはほぼ全滅だった。唯一、演技構成表通りに跳んだ3回転フリップ-2回転ループの連続ジャンプも、大会前の練習では3回転フリップ-3回転ループを何度もきれいに着氷しており、成功とまでは言えない。

 今大会は2年に及ぶ“ジャンプ改革”の総決算が1つのテーマ。「日本にいたときは良かった」という代名詞の3回転半が、現地入りしてから6日間で計56度挑戦し「1度もちゃんと跳べなかった」。定石なら回避するところだが、このジャンプには昨年12月に亡くなった母・匡子さんとの思い出が詰まっている。

 強行に踏み切ったものの、積み上げてきたものへの不安が、心技体すべてに影響した。指導してきた佐藤信夫コーチは「(3回転半は)取り上げるとテンションが下がる。本人に任せた。いろんな意味でいろんな重圧があったのは間違いない」と明かした。

 帰国後の4日に「世界国別対抗戦」(19~22日、東京・国立代々木競技場)の代表発表(女子は2人)がある。連盟の伊藤秀仁フィギュア部長は「人気ではなく、勝てるメンバーを選ぶつもり」と、今大会後の世界ランキングと、直近の状態を考慮して選考する方針。今大会で日本勢最下位だった真央は、世界ランキングも8位から上げられず、鈴木明子(2位)、安藤美姫(4位)、村上佳菜子(7位)に次ぐ4番手と厳しい。

 もちろん真央の目標は、あくまで2年後のソチ五輪。「まずは自分がどうしたいのかを見つけること。今の状態からでも、目指していけば(ソチで)100点以上の出来にもっていける」。出口の見えない不振に戸惑いながら、視線をまっすぐ前に向けた。

(サンスポ 紙面から 2012.4.2 05:01)


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世界フィギュア、鈴木が銅 村上5位、浅田6位

 フィギュアスケートの世界選手権は31日、フランスのニースで男女のフリーが行われ、男子は高橋大輔(関大大学院)が合計259.66点で銀メダルに輝いた。高橋のメダル獲得は2大会ぶり3度目。初出場の17歳、羽生結弦(はにゅう・ゆづる=宮城・東北高)が日本男子最年少の表彰台となる銅メダルを手にした。日本男子が2人表彰台に上がるのは初めて。SP、フリーともに1位のパトリック・チャン(カナダ)が2連覇を飾った。前回銀メダルの小塚崇彦(トヨタ自動車)は11位に終わった。

 女子は鈴木明子(邦和スポーツランド)が121.30点でフリー2位となり、計180.68点で銅メダルを獲得した。SP2位の村上佳菜子(愛知・中京大中京高)は5位。2大会ぶり3度目の優勝を目指したSP4位の浅田真央(中京大)は、ジャンプのミスが相次ぎ、6位に終わった。カロリナ・コストナー(イタリア)がSP3位から逆転で初優勝を飾った。

 日本はペアの銅と合わせ、過去最多となる1大会四つのメダルを獲得した

(朝日新聞 2012年4月1日6時44分)

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鈴木3位で初メダル!佳菜子5位、真央6位


 フィギュアスケートの世界選手権最終日は31日、フランスのニースで行われ、女子ショートプログラム(SP)で5位だった27歳の鈴木明子(邦和スポーツランド)がフリーで2位となり、合計180・68点の3位で初のメダルを獲得した。

 SP2位の村上佳菜子(愛知・中京大中京高)はジャンプにミスが出て175・41点の5位に後退。SP4位から2年ぶりの優勝を目指した浅田真央(中京大)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が1回転半になるなどミスを連発し、164・52点で6位に終わった。

 カロリナ・コストナー(イタリア)が189・94点で初優勝。昨年優勝の安藤美姫(トヨタ自動車)は今季休養している。日本はカナダ・オンタリオ州のロンドンで開催される来年の大会の女子出場枠で最大の「3」を維持した。(共同)

鈴木明子の話
「すごくうれしい。昨シーズンは世界選手権に出られなくて、すごく悔しかった。1年たって世界選手権で(3月28日に)誕生日を迎えて、27歳になって最初のプレゼントがこの銅メダルだと思う」


浅田真央の話
「力を全然出し切れず、何をしてたのかなという感じ。(トリプルアクセルは)こっちに来てから調子が上がらず、気持ちが動揺してしまったのかもしれない」


村上佳菜子の話
「今季は悔しい思いばかり。フリーはもう少しできたと心残りがある。滑りは良くなってきたので、ジャンプもそろえることが課題。来季はどの試合も気持ちよく終わりたい」


伊東秀仁・日本スケート連盟フィギュア委員長の話
「鈴木は進化していて、すごい。浅田は(トリプルアクセルに)こだわりすぎ。2回転半でも勝てるのに。勝負は勝たなきゃいけない」


佐藤信夫コーチの話
「(浅田の)3回転半ジャンプは(日本で)あまりに調子が良かった。取り上げるとテンションが下がる。(跳ぶ判断は)本人に任せた。いろんな意味でいろんな重圧があったことは間違いないと思う」

(サンスポ 2012.4.1 08:28)
(http://www.sanspo.com/sports/news/20120401/fig12040115570011-n1.html)
(文中の色分けは管理人による)


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激動の世界選手権が終了しましたね。
管理人の感想をつらつらと。

・大ちゃん

銀メダルおめでとう★.+。(ノ^∇^)ノ゚.+。
4回転への自信も回復し、右に出るものなしの表現力を遺憾なく発揮しましたね。
これまでは乗りすぎると暴走しちゃう部分もあったのですが、気分を高めながらも自制を失わず、最後まで自分も会場も上手くコントロールしていましたね。
伊達男ver.の大輔ワールドの波にさらわれる爽快感は、他に変えるものがありませんね。
大ちゃんの魅力が存分に発揮された演技でした(☆ω☆)キラリ
ソチでの勝利の目標も口にしていますし、来季も楽しみです♪o(*^▽^*)o


・ユヅ

初出場で銅メダル!
すごいですね~(*▽*)
負けず嫌いが表に出るタイプですが、それを上手く気迫に変える事が出来ていますよね。
転倒するもなお闘志は衰えることなく、圧巻のステップで畳み掛け、SP7位から脅威の巻き返し。
日本男子最年少の台乗り、かつ、日本男子史上初の2人台乗り達成です。
彼の頑張りで、日本のフィギュアの歴史に新しい1ページを刻みました。

以前は勝ちを意識しすぎて硬くなっていた事もありましたが、悔しさをバネにぐんぐん成長しているのがつぶさに感じられますね。
頼もしいです。
阿部コーチはこれ程の選手を受け持つのは初めてですので、コーチ側のプレッシャーも相当なものだったと想像されます。
台乗りおめでとう.+。(ノ^∇^)ノ゚.+。


・崇ちゃん

去年の銀から大きく成績を落としてしまいましたね。
一番悔しいのは本人でしょうから、黙って見守りたいと思います。
頑張れ、崇ちゃん(゜ーÅ)ホロリ


・高トラペア

シニアデビュー2年目にして、銅メダル獲得。
おめでとう.+。(ノ^∇^)ノ゚.+。
日本初のペアでのメダルとして、日本フィギュア界に金字塔を打ち立てました。
1大会でシングルと合わせて4メダル獲得は、日本過去最多です。
なるちゃんは「私が世界一幸せ」とコメントし、達成感に包まれている様子が伺えました。

日本代表としてソチ五輪への出場も期待されていますが、トラン君は日本国籍取得に慎重な姿勢を見せていますし、法律的にも難しそうですね。
国籍の変更はアイデンティティにも係わる部分ですので無理強いはできませんが、出場枠を考慮すれば、日本代表としての方が望ましい。
どの選択をするにしても、後悔の少ない道を選んで欲しいですね。


・アッコちゃん

SP5位から巻き返しての銅メダル。
「このままじゃ終われない」の宣言どおり、2度目の世界選手権で、自身初の台乗り。
フィギュアは特に女子の選手生命が短い競技ですが、26~27歳にかけて3-3をものにし、大舞台で成功させました。
ジュニアで跳べてもシニアになると手放してしまう選手が多い中で、年齢に逆らうように決めてくれました。
長久保コーチが日本で一番ジャンプを教えるのが上手いと言われるのは、伊達ではありませでしたね。
アッコちゃん、おめでとう.+。(ノ^∇^)ノ゚.+。


・佳菜ちゃん

SP2位から順位を落として5位。
ケガからも復調し、ようやく合う靴も見つかったのに残念ですが、まだ先がありますからね。
次は頑張ろう!(╹◡╹)にこ!


・真央ちゃん

日本では調子が良かったのに、世界選手権では6位に終わりました。
やはりジャンプの矯正は時間がかかりますね。
真央ちゃんの辛そうな顔が痛々しい(ノд-。)ホロリ
残念には思いますが、反省は真央陣営に任せて、ファンは次に期待しましょう。

国別対抗戦への出場が危ぶまれているので、これが真央のシーズン締めくくりになる可能性もあります。
国別は存在自体が賛否両論ですが、真央ちゃんは試合に出たい派ですし、納得出来る演技でシーズンを終わりたいだろうから、出来れば出場したいと思ってそうですよね。
真央の参戦しだいでチケットの売れ行きは激変するとは思いますが、頑張った選手がより多くのチャンスを掴めるのが競争社会ですからね。
連盟の判断を待ちましょう。

それはともかく、スケ連の伊藤部長(上記ピンク文字部分)は辛辣やなι(´Д`υ)
話しの一部分だけを取り上げられて全体の意図とは違って伝わっている可能性もありますが、こんな事言われたら選手が萎縮してしまいそうですよね。

-私の個人的な雑感。
今のトップ選手達って、現在のスケ連のお偉いさん達が現役の頃より、技術面でも表現面でも圧倒的に評価されているじゃないですか。
昔は今以上に白人優位主義がまかり通っていましたが、そういう時代背景を考慮しても、そもそもの実力が段違いですよね。
だから、勝ちたくても勝てなかった世代から見ると、こだわりを重視して試合に負ける真央は、すごく贅沢に映るのかな、とも思います。
勝負に出たとか勝ちに行ってるとは見えずに、誰もが羨む才能を持ちながら負けに行ってるように映ってしまうのかと…。
この辺は、選手、コーチ、ファン、連盟、それぞれの立場や視点の違いで、二律背反してしまうものなのかも知れませんね。

ただ、ひとつ分かっているのは、どちらにせよ真央はこのままでは終わらないという事。
ここはあくまで通過点。
真央自身が「ソチでは100点以上」と言葉にしている以上、そこに向かって進むだけ。
我らが真央は、不死鳥のごとく何度でも甦るでのすよ(ΦωΦ)ふふふ…

次に会う時は、ふわふわくるくるな妖精の演技で、私達をうっとりさせてくれると信じています❤(´∀`人*)
真央ちゃん、ずっと応援してるから、頑張ってね★o(*^▽^*)o

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世界選手権 高橋大輔SP3位、浅田真央3A復活なるか 【動画】 

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世界選手権 高橋SP3位 フィギュアスケート世界選手権

 【ニース(フランス)=鈴木智行】フィギュアスケートの世界選手権第5日は30日、当地で男子ショートプログラム(SP)が行われ、2年ぶりの2度目の優勝を狙う高橋大輔(関大大学院)が85・72点で日本勢トップの3位だった。冒頭の4回転-3回転の連続ジャンプで4回転は成功したが、3回転で乱れ、着氷で手をついた。

 初出場の17歳、羽生結弦(ゆづる、宮城・東北高)も4回転を決めたが、他のジャンプでミスがあり、77・07点で7位。前回銀メダルの小塚崇彦(トヨタ自動車)は2度転倒し、71・78点で13位と大きく出遅れた。2連覇を狙うパトリック・チャン(カナダ)が89・41点で首位にたった。

 24選手によるフリーは31日に行われ、滑走順は小塚が7番、羽生は17番、高橋は22番に決まった。

 一つの大成功が、一つの大きな迷いを生んでしまった。演技を終えた高橋は舌を出して苦笑い。「一つのミスを除けば今季で一番良かったのに」。先に滑り、ベストとは言えない内容だった世界王者チャンをとらえきれなかった悔しさをかみしめた。

 ニース入りしてから精度を上げ続けた冒頭の4回転トーループは決まった。喜びは、ほんのつかの間。コンビネーションで付けた3回転ジャンプが回転不足となり、手もついてしまった。

 「判断ミスです」。コンビネーションは後半の3回転ルッツに付ける選択肢もあった。「4回転の後に付けた方が得点が上がる。ここで付けないと勝てないと思ってしまった」。経験豊富なはずの26歳に、肝心なところで気負いが出た。

 それでも、1カ月前の四大陸選手権で約30点差を付けられたチャンを4点差で追う。「次は何も考えず、練習したことを百パーセント出す」。王者に劣らない歓声を与えてもらったニースの観客を味方にし、フリーにかける。 (鈴木智行)

(東京新聞web 2012.3.31)


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高橋がSP3位、羽生は7位

 フィギュアスケートの世界選手権第5日は30日、フランスのニースで男子ショートプログラム(SP)を行い、2年ぶり2度目の優勝を目指す高橋大輔(関大大学院)は連続ジャンプで4回転の後の3回転が大きく乱れるミスはあったが、85・72点で3位だった。

 17歳で初出場の羽生結弦(宮城・東北高)も4回転を決めたが、他のジャンプでミスがあり、77・07点で7位。前回銀メダルの小塚崇彦(トヨタ自動車)は2度転倒し、71・78点で13位と大きく出遅れた。

 2連覇を狙うパトリック・チャン(カナダ)が89・41点でトップに立ち、前回4位のミハル・ブレジナ(チェコ)が87・67点で2位につけた。

 24選手によるフリーは31日に行われ、小塚は7番、羽生は17番、高橋は22番滑走に決まった。(共同)

高橋大輔の話
「最初の連続ジャンプは判断を迷った。ミスがなかったらと思うが、悪くないスタート。王者になるのはちょっと厳しいかもしれないが、明日は何も考えず、練習したことを出したい」


羽生結弦の話
「緊張した。世界選手権の洗礼です。(1回転となったジャンプは)跳び急いでしまった。4回転ジャンプを決められたことは自信になった」


小塚崇彦の話
「4回転は守りに入ったのかもしれない。(疲労は)少し回復したと思っていたが…。フリーは気持ちを切り替えて臨まないといけない」


パトリック・チャンの話
「少し不安定だったが全体的には満足。朝の練習よりは良かったので、フリーは完璧になると思う」


(サンスポ.com 2012.3.31 00:16)


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真央フリーも3回転半

<フィギュアスケート:世界選手権>◇5日目◇30日◇フランス・ニース

 2年ぶり3度目の優勝を狙う浅田真央(21=中京大)が、1度もトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功しないまま、今日31日のフリー当日を迎えることになった。午前、午後の練習で合わせて13回挑戦したがすべて失敗。ニース入り後、4位に終わった前日のショートプログラム(SP)、練習での計48回の挑戦はすべて不発に終わった。

 跳べない、どうしても跳べない。フリー前日の午後練習。西日が差し込む練習リンクに浅田の曇った表情があった。35分間の練習で6回。フリー演技の曲「愛の夢」をかけながらの1本も含めて、いずれも両足着氷、回転不足が続く。転倒もあったこの日午前中の練習と合わせて計13回挑戦したが、すべて不発。不安を抱えたままフリーの日を迎えることになった。

 出発前の日本では「1日1、2本は成功していた」という。自信を持ってフランス入りしたが、海を越えるとその好調さは消えた。前日のSPでは1年ぶりの成功を期して跳んだが、転倒。4位発進に終わり、「(調子が)下降気味になってしまった。(原因は)わからないです」とうつむいた。現地入りしてからこの日までの5日間で、48回すべて失敗している。

 3年ぶりに大会で跳ぶ予定の、もう1つの大技2連続3回転に関しては絶好調だ。この日の2回の練習で5回すべて成功させて新たな得点源として期待は持てる。あとは3回転半だけ。

 浅田はSP後に「悔いなく終わることが1番の目標です」と話した。その言葉からは3回転半に挑戦する決意がうかがえた。フリーでの挑戦を問われた佐藤信夫コーチは、「ここが目標ではない。モチベーションを下げないことが大事」と話し、佐藤久美子コーチも「あの子の支えなんでね」と述べるなど、容認する構えだ。

 連覇を狙った昨年はジャンプが安定せず、自己最低の6位に沈んだ。昨年12月に母親の匡子さんを亡くす不幸も乗り越え、たどり着いた雪辱を期す大舞台。無謀ともいえる挑戦の先に、果たして光は差すのか。【阿部健吾】

[日刊スポーツ 2012年3月31日9時27分 紙面から]


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真央、フリーで逆転へ!3回転半緊急修正…世界フィギュア

 ◆フィギュアスケート 世界選手権第5日(30日、フランス・ニース) 31日(日本時間4月1日未明)の女子フリーに臨む日本勢は30日、公式練習に参加した。29日のショートプログラム(SP)で4位の浅田真央(21)=中京大=はSPで失敗したトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の緊急修正に着手した。

 SP冒頭で跳んだ3回転半は回転不足になった上、バランスを崩して転倒。この日、昼の練習でも回転不足や両足着氷などミスが続き、派手に転倒する場面もあった。

 それでも新たな得点源として期待できる3回転フリップ―3回転ループや、2回転半―3回転トーループの連続ジャンプは好調。基礎点10・4点の2連続3回転を3年ぶりに試合で決めれば、首位との5・12点差を逆転するのは可能だ。フリーで3回転半を跳ぶかは未定だが、復活を信じて今季最後の「愛の夢」を舞う。

(2012年3月31日06時03分 スポーツ報知)


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浅田真央 世界選手権暫定4位 SP「シェヘラザード」 【動画】

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真央3回転半で転倒…今季2番目の低得点「凄く悔しい」

 フィギュアスケート世界選手権第4日 (3月29日 フランス・ニース)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、2年ぶり3度目の優勝を目指す浅田真央(21=中京大)は59・49点と今季2番目の低スコアだった。冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で転倒し、得点が伸びず4位で発進した。アリョーナ・レオノワ(21=ロシア)が64・61点でトップに立ち、村上佳菜子(17=中京大中京)が62・67点で2位につけ、鈴木明子(27=邦和スポーツランド)は59・38点で5位だった。

 笑みを浮かべたのは一瞬だけだった。演技を終え、観衆の拍手に笑って応えた浅田だが、リンクを出る時には険しい表情に一変。59・49点の得点表示をぼう然と見つめた。「今の気持ちとしては満足できていない。やってきたことが全て出せたわけじゃない。凄く悔しい」と小さな声で4位発進のSPを振り返った。

 「シェヘラザード」の旋律に乗って、冒頭にトリプルアクセルに挑戦した。スピードをやや抑えて踏み切ったが、転倒して基礎点は2回転半に。「転倒してしまったのは取り返しがつかない」。その後の3回転―2回転、3回転ループは成功、3度のスピンとステップでは全て最高評価のレベル4をそろえた。「失敗して動揺はあったけど、その他は落ち着いてできたかな」と話したが、得点は伸びなかった。

 SPで「アラビアン・ナイト」のプリンセスを演じるため、今季は初めてパンツスタイルの衣装でスタート。だが、生地に伸縮性がなくジャンプに影響があったため、2月の四大陸選手権からスカートタイプに変更した。同選手権では、昨年11月のNHK杯SP以来となる大技に挑戦したものの、両足着氷で回転不足だった。

 昨年12月9日、最愛の母・匡子さん(享年48)が天国へ旅立った。練習を再開した同13日、親しい関係者の前で泣いたのを最後に、人前で涙を見せたことはない。悲しみを乗り越え、トリプルアクセルを成功させるためにトレーニングに集中してきた。この日は決まらなかったが、31日(日本時間4月1日)のフリーが残されている。SP1位のレオノワとは5・12点差。「悔いなく終わることが一番の目標です」。2年ぶりの世界一に向かって、浅田が逆襲する。

[スポニチ 2012年3月30日 06:00 ]


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真央転倒3回転半失敗

 2年ぶり3度目の優勝を狙う浅田真央(21=中京大)が、世界選手権と五輪を通じて2番目に低い59・49点と出遅れ、4位発進となった。1年ぶりの成功にかけたトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は両足着氷で2回転半になった上に転倒。代名詞復活にかけた大舞台で厳しい結果が待っていた。村上佳菜子(17)が2位につけ、鈴木明子(27)が5位、アリョーナ・レオノワ(ロシア)が64・61点で首位となった。

 南仏の太陽のようなまばゆい笑顔は、またも見ることはできなかった。演技後、点数を待つ浅田は、口を開けたままぼうぜんとしていた。「転倒してしまったのは取り返しが付かない。今の気持ちは満足していないです」。取材陣に受け答えする時に前で組んだ手の指先は、小刻みに震えていた。悔しさが込み上げているようだった。世界選手権と五輪を通じて自己ワースト58・66点だった昨年大会に次ぐ低得点。雪辱を誓って積み上げてきた1年間の成果を発揮できなかった。

 復活を期した冒頭の3回転半が無残に散った。着氷で両足が絡み、転んで両手をついた。現地入りしてから5度の公式練習、さらに直前の6分間練習の1回も含めて、34回挑戦してすべて失敗していた。それでも「このためにやってきた。やらなかったら気持ち良くいけないんじゃないか」と演技直前に決意。佐藤コーチに「やります」と告げて向かったが、思いは実らなかった。日本での好調さは鳴りを潜め、「下降気味になってしまった。(原因は)わからないです」と唇をかんだ。

 今季は安定感に欠く得意技を封印。2月の4大陸選手権で3大会ぶりにSP、フリーともに解禁したが、惜しくも回転不足。最大目標の今大会に向け、最後の2週間は中京大で佐藤コーチが付きっきりで指導。従来は同コーチの練習拠点の横浜に通うことも多かったが、移動時間を惜しんでまで、完璧なジャンプを目指していた。それだけに失望感は深かった。

 チャンスはあと1回。フリーに逆転女王も、そして何より「ジャンプの真央」完全復活をかける。「悔いなく終わることが一番の目標です」。悔しさを喜びに変えることは、自分しかできない。【阿部健吾】

[日刊スポーツ 2012年3月30日8時40分 紙面から]


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真央、トリプルアクセル転倒で4位発進

「フィギュアスケート世界選手権第4日」(29日、ニース)

 女子SPを行い、2年ぶり3度目の優勝を目指す浅田真央(21)=中京大=はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の回転が足りずに転倒し、59・49点で4位だった。村上佳菜子(17)=愛知・中京大中京高=が2連続3回転ジャンプを決めるほぼ完璧な演技で62・67点を出し、日本人トップの2位につけた。鈴木明子(邦和スポーツランド)は5位。アリョーナ・レオノワ(ロシア)が64・61点でトップに立った。30人で争い、上位24人が31日のフリーに進む。

 悔いの残るSPだった。冒頭でトリプルアクセルに挑んだ浅田は、両足着氷になり転倒。その後、連続ジャンプなどはまとめたものの、得点は伸びなかった。09年の世界国別対抗戦で出した自己ベストの75・84点に遠く及ばない59・49点にとどまった。

 「やってきたことが全て出せたわけではないので悔しい。トリプルアクセルの失敗は取り返しがつかない。満足いく演技ではなかった」。感情を押し殺すように、唇をかんだ。

 今大会でのトリプルアクセル成功に向け、全力を尽くしてきた。2月の四大陸選手権ではSP、フリーとも挑戦し、ともにわずかな回転不足に終わった。その後も重点を置いて調整し、大会前には体操男子のエース・内村航平にも回転の“コツ”を聞きにいったという。

 ただ、ニース入り後の本番リンクでは思うように決まらず、失敗が続いていた。出遅れが許されないSP。選択を迫られていたが、あえて挑戦することを選んだ。

 フリーでは、3年ぶりに連続3回転ジャンプを入れる可能性もある。2連覇を狙った昨年はジャンプが安定せず、世界選手権では自己最低の6位に沈んだ。どん底からはい上がり、昨年12月に母・匡子さん(享年48)を亡くす不幸に見舞われながらたどり着いた雪辱の舞台だ。

 「昨季の悔しさを、ニースで納得のいく滑りに変えたい」。2年ぶりの女王返り咲きへ、次こそ会心の舞を披露する。

(デイリースポーツオンライン 2012年3月30日)


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佳菜子がSP2位、真央は4位…世界フィギュア

 ◆フィギュアスケート 世界選手権第4日(29日、フランス・ニース) 女子ショートプログラム(SP)を行い、村上佳菜子(17)=中京大中京高=が2連続3回転ジャンプを決めるほぼ完璧な演技で62・67点を出し、2位につけた。

 2年ぶり3度目の優勝を目指す浅田真央(21)=中京大=はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の回転が足りずに転倒し、59・49点で4位。2年ぶりに出場した鈴木明子(27)=邦和スポーツランド=は59・38点で5位だった。アリョーナ・レオノワ(ロシア)が64・61点でリードした。

 フリーは31日に行われる。前回優勝の安藤美姫(24)=トヨタ自動車=は今季休養している。

 村上佳菜子「練習が悪かったことを考えると(本番は)すごく良かった。去年と比べて気持ちが一番成長した。今季はフリーでボロボロになっているが、たくさん練習してきたので自信を持って頑張る」

 浅田真央「やってきたことが全て出せたわけではないので悔しい。トリプルアクセルの失敗は取り返しがつかないので、満足いく演技ではなかった。日本でやっていた時の方が良かった」

 鈴木明子「悔しいの一言。(これまで)ミスのなかった3回転ルッツを失敗して自分でも弱いなと思った。フリーは追い掛ける側なので、今できることを思い切り出し切りたい」

 アリョーナ・レオノワ「全てを出し切った。一つのミスもないベストの演技で、すごくうれしい。フリーも前向きで落ち着いた気持ちで臨みたい」

(2012年3月30日00時25分 スポーツ報知)





女子シングルに出場した選手の皆さん、お疲れ様でした。
FSは中休みをはさんだ31日なので、休むも良し、練習するも良し、それぞれ有意義に時間を使い、明日への英気を養って欲しいですね。

そして、我らが真央ちゃんはSPを終えて暫定4位です。
3Aの転倒はもったいなかった!(>△<)
でも、それ以外は技術的には良かったんじゃないでしょうか。
身体も良く動いてキレがあり、スピードに乗りながら音も良く聴いて、一つ一つの要素を着実にこなしていたと思います。
最初のジャンプに失敗すると気持ちが切れてしまっていた頃とは差が歴然。
なので、3A以外はもう少しGOEもらえるかと思ったのですが…はて?(´-ω-`)

惜しむらくは、真央の持ち味である表現力がベストとは言えなかったかな…。
だって、真央ちゃんは持って生まれた華のある選手。
主役になれる才能に恵まれた、太陽のような眩い存在。
それがガッチリはまった時は、うっとりとため息を誘うような、瞬きすら惜しまれる夢のような世界観を表現できる選手です。
…とは言え、今回もう少しPCSが伸びても良かったとは思いますが。

諦めたらそこで試合終了。
諦めなければ、少しでも上に上がる為の何かが掴めるはず。

太陽のような真央は、常にエネルギーを燃やしていて、立ち止まると爆発してしまうような前向きな存在。
中休みを有効に使って、FSでは観る者を夢の世界へ誘うような素晴らしい「愛の夢」で、私達をうっとりとさせてくれるはず。

3Aは真央ちゃんの代名詞ではあるけれど、それしか切り札がないわけじゃない。
美麗なスパイラル、華やかなスピン、可憐なツイズル、巧みで多彩なステップ、スピードを増したスケーティング。
そして何より、会場を味方につける事ができる圧倒的な表現力。
加点が貰える手札はたくさん。
どこまでいっても、「真央はここ止まりじゃない」と思わせてくれる、それが真央の魅力のひとつなのだと思います。

真央陣営がきっと諦めてないように、私も諦めてません。
キレイで華やかでふわふわくるくるな、妖精のような真央が見たい。
FSが楽しみです♪o(*^▽^*)o

女子FSタイムスケジュール(PDF)⇒コチラ

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