浅田真央と水蜜桃

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GPファイナル SP 安藤美姫 ヨナを抑え今季ベストで首位【まとめ】

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美姫、ヨナ超え首位!今季自己最高66・20点!

フィギュアスケート GPファイナル第2日(4日、東京・代々木第一体育館) 女子ショートプログラム(SP)で、今季GP2勝の安藤美姫(21)=トヨタ自動車=は66・20点で首位発進となった。世界女王の金妍兒(キム・ヨナ、19)=韓国=が65・64点で2位につけ、鈴木明子(24)=邦和スポーツランド=は57・54点で5位。

 滑り終えると、安藤は思わず頭を抱えた。「3―3回転ができなくて悔しい」。SPから果敢に挑んだ高難度連続ジャンプの今季初成功は逃がした。それでも得点は国際大会自己ベストに1・78点と迫る今季自己最高。世界女王の金を抑える首位に「点数が出過ぎだと思うけど、すごくうれしい」と笑みがこぼれた。

 冒頭に入れた大技の3回転ルッツ―3回転ループ。演技直前の6分間練習でも成功して上り調子だったが、1つ目のルッツの着地がわずかに乱れた。そこで「無理して跳ぶよりは」と瞬時に判断。勝利のために跳びたい気持ちをグッと抑え、冷静に2つ目のループを2回転に減らす安全策を取って大崩れを防いだ。

 3回転フリップ、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)も完ぺきに成功。後ろに反り返るスピンで最低のレベル1が付いた以外は大きなミスなく滑りきった。ミサ音楽の「レクイエム」に乗せて神に仕える“聖母”を表情豊かに演じ、構成点でも金に1・24点差に迫る30・60点を獲得した。

 今季は表現力を重視してプログラムを作り上げてきたが、大好きなジャンプへのこだわりも捨ててはいなかった。11月末まで2週間の岩手・花巻合宿では、調整が遅れていたジャンプを中心に練習。「落ち着いて3回転フリップを跳べたのは、その成果が出たんだと思う」と振り返った。

 5度目のファイナルで初の表彰台が見えてきた。日本人最上位で表彰台に上がれば、今大会不在の浅田真央(19)=中京大=らに先駆けてバンクーバー五輪代表に内定する。「内定よりも自分に集中したい」。18日に22歳を迎える“ミキティ”が着実に夢舞台に歩を進める。

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美姫が首位!ヨナにSP勝った

まゆひとつ動かさない。最終滑走のライバル金妍児が2位に終わった瞬間も、ミキティは淡々と言葉をつなげた。「順位は関係ない。自分らしく滑ることが一番大切です」。

 圧倒できなくても、ほころびはみせない。優勝した07年世界選手権で出した自己ベストに1・78点と迫る今季自己ベストの66・20点をたたき出して、首位発進。しかも、「世界女王」金妍児の“指定席”だったSP首位を奪い獲った。

 黒とパープルの衣装に身を包み荘厳なミサ曲「レクイエム」の調べに乗って滑り出した。冒頭の2連続3回転ジャンプ。最初のルッツの着氷が流れて、2つ目を瞬時に2回転に切り替えた。構成をとっさの判断で変更し、大崩れしないしたたかさをみせつけた。「まだまだ練習不足。でも、落ち着いて次に臨めた」と冷静に振り返る。演技終盤、見せ場のステップでは両手を合わせて天を見上げ、技術点でトップ、表現力を示す5項目でも一流の証しの7点台をそろえた。

 04年10月のグランプリ(GP)シリーズ、スケートアメリカ以来5年ぶりのSP1位。さらに、金妍児がSPで首位を明け渡したのは08年世界選手権(5位)以来8大会ぶりとあって、ミキティの存在感を強烈に示した。

 視線は五輪の夢舞台へ向いている。今季GPシリーズではロシア杯、NHK杯をともに制し、GPファイナル進出を決めた。それでも、NHK杯優勝の162・55点は、金妍児がフランス杯で記録した世界歴代最高得点(210・03点)とは47・48点もの大差があった。「このままじゃ世界では通用しない。自分はジャンプの印象が強い選手。もっとジャンプをアピールしないと…」。GPシリーズ後から最大の武器であるジャンプ練習に取り組み、ここまで封印してきた2連続3回転ジャンプや、世界の女子で公式戦でただ1人成功させている4回転ジャンプの練習にも本腰を入れ始めた。

 五輪内定を争う鈴木明子(邦和スポーツランド)には約10点差をつけた。表彰台をキープすれば2大会連続の五輪代表が決まる。出場した前回トリノ五輪では重圧と周囲の期待に押しつぶされ、15位に沈んだ。「(フリーでは)お客さんと一体となって演技できるように、楽しみながらベストを尽くしたい」。金メダルへの挑戦権を手に入れるまであと一歩。再チャレンジの熱い思いを込めて、強く、高く跳ぶ。

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ミキティ、首位発進にも不満顔

何より悔しがったのは、冒頭に予定した連続3回転ジャンプの2つ目を2回転にしたこと。「(1本目の)着地でいい感触がなくとっさに2回転にした」。公式練習で確認し「挑戦しないと次に進めない」と話しただけに苦い思いは消えない。

 さらに中盤のスピンは評価が最低のレベル1になった。回転中に大きく軸がブレてバランスを崩した。「小さな取りこぼしがあった。修正しないといけない」。残るスピン、ステップは最高のレベル4か3だけに、もったいないミスだった。

 それでも収穫はある。モロゾフ・コーチらと先月16日から岩手県内で張った合宿では、冒頭のジャンプで崩れても尾を引かないように練習を重ねた。この日は冒頭の連続ジャンプに続く3回転で乱れなかった。「落ち着いていた」と笑った。

 優勝への最短距離にいる中でも、フリーに向けて油断はない。「何が起きるかわからない。表彰台には上りたいけど、結果よりも、やるべきことをやって自分らしく滑るのが大事」。順位への色気は封印し、自身の100%をぶつける。

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テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ