浅田真央と水蜜桃

 浅田真央選手・高橋大輔選手を中心に、
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全日本フィギュア 浅田真央 宝刀3回転半でSP首位【まとめ】

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真央、今季初SP首位!跳べた笑った

フィギュアスケート 全日本選手権第2日(26日・大阪なみはやドーム) 真央、笑顔復活の首位発進!! 女子ショートプログラム(SP)を行い、初の五輪出場を狙う浅田真央(19)=中京大=は、69・12点の高得点で首位に立った。大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)はわずかに回転不足と判定されたが、SPで今季自己最高得点をマーク。27日のフリーは2回の3回転半に挑戦し、自身初の4連覇と夢のバンクーバー行き切符を手に入れる。

 やっと跳べた―。演技後は満面の笑みを見せたが、こみ上げるものを抑えきれず、一瞬、泣き顔になった。出遅れが課題のSPで、久しぶりの首位発進。「SPが一番の山場だと思っていたので、乗り越えられてうれしい」。SPの自己ベストを6・72点も下回る得点に、観客のブーイングも飛んだが、真央は目を潤ませながら合格点を出した。

 10月のフランス杯2位、ロシア杯5位に終わり、シニアで初めてGPファイナル出場を逃した最悪の五輪シーズンスタートから立ち直った。最大の“鬼門”はSP冒頭に入れた3回転半ジャンプ。フランス杯では1回転半、ロシア杯ではダブルアクセル(2回転半)判定になるなど、今季は失敗が続き、点数を下げる原因となっていた。

演技構成の予定表には、目標とする女子史上初の3回転半―3回転トーループを入れたが、本番ではこれまで通り、2回転の連続ジャンプで挑戦。跳ぶ前のステップを減らして難度を下げ、緊張を軽減するため、ジャッジ席の反対側で跳ぶ作戦が的中。高く速い回転で3回転半を着氷し、すぐ2回転も続けた。だが、わずかに回転が足りないと超辛口の採点。それでも真央は「落ち着いて跳ぶことができた」と課題の精神面も手応えを示した。

 ロシア杯から帰国後は2か月間、名古屋にこもって練習に集中。今季1回しか成功のない3回転半は「百発百中じゃないけど、そういうことを心がけてきた」と普段からノーミスを肝に銘じて強化した。早朝練習のあったこの日は、朝4時起床だったが、前夜は韓国料理店で大好物の焼き肉を食べてスタミナを充電。「仮面舞踏会」の調べに乗せて軽やかに舞い、ステップやスピンなど「半分以上変えた」という新生SPをほぼ完ぺきに滑りきった。

 国内大会のため、参考記録扱いだが、69・12点はSPの今季自己最高。2位の中野とは0・22点差、4位の鈴木とも1・28点差の大混戦で、1つのミスが命取りだ。「五輪切符を取るつもりで頑張ってきた。今すごくいい状態なので、フリーも同じ状態で滑りたい」と真央。年齢制限で出られなかったトリノ五輪からもうすぐ4年。完全復活で金メダル候補に再び名乗りを上げる。

 ◆滑走順 27日の女子フリーの滑走順抽選がSP終了後に行われ、SP首位の浅田真央は24人中21番目で滑ることが決まった。中野友加里が19番、安藤美姫が20番、鈴木明子が23番。15歳の村上佳菜子が最終滑走の24番になった。

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五輪王手!真央、SP首位発進

女子SP 首位に立った浅田真央のスパイラル=大阪なみはやドーム【フォト】 フィギュアスケート・全日本選手権第2日(26日、大阪なみはやドーム)五輪、見えた! 来年2月に行われるバンクーバー五輪の代表最終選考を兼ね、女子ショートプログラム(SP)で、エース浅田真央(19)=中京大=は、昨季から苦手とするSPで69・12点と首位発進。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は回転不足と判定されたが、手応えをつかんで“鬼門”を通過。演技終了後には思わず瞳を潤ませた。国際スケート連盟(ISU)の年齢制限に87日足りず、出場できなかったトリノ五輪から4年。悲願の夢舞台へ、王手をかけた。

3つのジャンプをクリアしてスパイラルの体勢に入ると、早くも真央に笑顔があふれ出した。大歓声を抱き抱えるように、両腕を広げる最後のポーズを決める。そこでフッと表情がゆがみ、その目には光るものがみえた。

 「やっとできた、という感じ。こんなに楽しく滑れたのは今季初めて…」

 長かったトンネルの先に、光をみつけた。冒頭のトリプルアクセルの連続ジャンプ。今季8度チャレンジし、わずか1度しか成功させていない“伝家の宝刀”がキレを取り戻した。結果的に回転不足と判定されたが、ほぼクリアに着氷。大会直前に助走の入り方を修正した3回転フリップは完ぺきに成功させた。「このSPが一番のヤマ場と思っていた。とりあえず、乗り越えたといううれしさがあります」と声も弾んだ。

 昨季からSPに苦しめられ、“鬼門”となった。練習では楽々こなすトリプルアクセルが本番では跳べない。演技にも影響し、10月のグランプリ(GP)シリーズ、ロシア杯ではシニア大会自己最低のSP51・94点に沈み、号泣した。

 だが、逃げなかった。一時はSPの楽曲変更も検討したが、プログラムを改良して滑り込むことで克服する道を選んだ。師事するロシア人のタチアナ・タラソワコーチ(62)が国内選考会の事情で来日できないなか、母校中京大で毎日最低でも5回以上、納得いくまでトリプルアクセルを跳び続けた。

 五輪代表の第1次選考を兼ねた12月のGPファイナルには、出場できなかった。ライバル金妍児(キム・ヨナ、19)=韓国=が金メダルを掲げ、安藤美姫(22)=トヨタ自動車=が五輪切符をつかむ姿をテレビで見た。「自分も(五輪に)すごく出たい、と思った。全日本が待ち遠しかった…」。蘇ったスケートへの思いと負けず嫌いの根性もスランプ脱出の引き金になった。

 前夜は韓国料理屋に行き、“勝負食”焼き肉を頼み、ハラミをペロリと平らげた。「五輪の切符を獲るつもりでやってきた。納得するまでやってきた練習を信じて滑りたい」。4年前、年齢制限で出られなかった夢舞台まであと一歩。27日のフリーでは、ラフマニノフ作曲「鐘」の楽曲に乗って舞う。笑顔を取り戻し、五輪出発への“ベル”を鳴らす。

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真央がSP首位、中野が2位

 ◆フィギュアスケート 全日本選手権第2日(26日・大阪なみはやドーム) バンクーバー冬季五輪代表の最終選考会を兼ねて女子ショートプログラム(SP)が行われ、初の五輪代表を狙う浅田真央(19)=中京大=が69・12点で首位に立ち、中野友加里(24)=プリンスホテル=が68・90点で2位につけた。

 すでに代表に内定している安藤美姫(22)=トヨタ自動車=は3位だった。

 鈴木明子(24)=邦和スポーツランド=も4位ながら、浅田と1・28点差の67・84点という大混戦になった。

 3度目の五輪を目指す村主章枝(28)=AK=は58・70点で6位と出遅れた。

 五輪代表枠1を争うアイスダンスはオリジナルダンスを行い、キャシー・リード、クリス・リード組(木下工務店ク東京)が首位を守った。

 浅田真央「(納得の演技が)やっとできた。ほっとした。SPが一番大きなヤマ場だったので、乗り越えたうれしさがある。五輪の切符を取るつもりでやってきた。気を抜かずフリーに臨みたい」

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真央、納得の演技に涙「やっとできた」

バンクーバー冬季五輪代表の最終選考会を兼ねるフィギュアスケートの全日本選手権第2日は26日、大阪なみはやドームで行われ、代表の残り2枠を争う女子は初の五輪出場を狙う浅田真央(中京大)がショートプログラム(SP)で69・12点を出して首位に立った。

 周囲の想像をはるかに超える重圧がのしかかっていたのだろう。万雷の拍手を浴びる浅田の目には光るものがあった。納得の演技に「やっとできたという感じ。ほっとした」と、こみ上げてくる安堵(あんど)の思いを口にした。

満員の観客が、かたずをのんで見守った冒頭のトリプルアクセル。約2カ月の調整期間で、助走や跳ぶ方向を変更し「落ち着いて入れた」と自信を持って踏み切った。回転不足と判定されたが、実戦でかつての感覚を取り戻せたことがうれしかった。難関をクリアすると、中盤以降は19歳に本来の明るい笑みが戻った。

 10月のロシア杯で5位と惨敗しても、SPで1度、フリーで2度のトリプルアクセルを跳び続けると宣言した。だが、日本スケート連盟の加藤修トレーナーは、3回転半-2回転に代わる、難度を下げた3回転ループ-2回転ループも不調の場合の次善策として用意していたことを明かす。浅田は「納得いくまでやってきた練習を信じた」と、逆境をバネに大技へのこだわりを貫いた。

 SPの苦手意識を克服し「一番大きなヤマ場は乗り越えた」と充実感をにじませる。27日のフリーへ「気を抜かずに臨みたい」。迷い込んだ暗闇に、ようやく光が差し込んできた。年明けを前に不振のトンネルから一気に抜け出すつもりだ。

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テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ