浅田真央と水蜜桃

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バンクーバー五輪 男子SP滑走後コメント集 火花の心理戦【画像】

高橋大輔「4回転を成功させたい」=フィギュア男子SP選手コメント

バンクーバー冬季五輪のフィギュアスケート男子シングルのショートプログラム(SP)が16日(現地時間)、当地のパシフィック・コロシアムで行われた。金メダルの期待がかかる高橋大輔(関大大学院)は90.25点の高得点で3位に入った。トリノ五輪金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)が90.85点をマークし1位、世界王者のエバン・ライザチェクが90.30点で2位となった。フリースケーティング(FS)は18日に同会場で行われる。

 以下は上位3選手のコメント。

■プルシェンコ「4回転ジャンプはフィギュアスケートの未来」

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――今日のパフォーマンスについて

 今日は1位になることができた。大きな戦い(FS)があるあさってにむけてエネルギーをセーブしたい。

――勝つためには4回転ジャンプは必要か。また、FSには入れるか

 どんな状況でも4回転は跳ぶ。4回転ジャンプはフィギュアスケートの未来だと思う。他の事をするべきだと言う人もいるかもしれないけど、僕の意見では、4回転を跳ばないのは過去に戻ることだと思う。

――フィギュア界の将来に4回転ジャンプが必要というのは?

 昔はみんな2回転を跳んでいた。それが3回転になり、3回転半になり、4回転になった。将来は4回転ルッツなども跳ぶことが必要になると思う。どのスポーツも新しい時代を迎えている中、フィギュアスケートは止まっている。

――要素のつなぎの得点が低かったことについて

 自分のやるべき事をやっただけ。評価はジャッジがするもの。

■ライザチェク「特別な瞬間を共有することができた」

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 ここでスケートができてとても幸せだった。いつもは試合にこられない友だちや家族が来てくれて、特別な瞬間を共有することができた。今日のことをいつまでも忘れずにいたい。(今日の結果は)プルシェンコが言ったように、メインイベント(フリースケーティング)の前の段取りに過ぎない。きょうはとてもうれしいけれど、それは忘れてロングプログラム(注:FSのこと)に向けてエネルギーをセーブしたい。

――勝つためには4回転ジャンプは必要か。また、FSには入れるか

 スケートはすべてのジャンプ、すべてのステップが同じように大事だと思う。FSでは最大限の事をやり、得点を取りたい。

■高橋「4回転を成功させたい」

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――今日のパフォーマンスについて

 いい緊張をもって滑れた。お客さんが盛り上がってくれて楽しく滑れた。

――勝つためには4回転ジャンプは必要か。また、FSには入れるか

 長野(五輪)のときから4回転を成功させている人がチャンピオンになっている。僕自身の求めているパフォーマンスという意味でも4回転を成功させたいと思っているので、僕にとっては必要だと思う。

――ひざのけがの状態は

 けがの影響はまったくなく、ベストコンディションです。フリー(注:FSのこと)は今まで練習してきた事だけを考えて臨みたいと思います。

18位のジュベール「あんなミスはしたことがない」=フィギュア男子SPコメント

バンクーバー冬季五輪のフィギュアスケート男子シングルのショートプログラム(SP)が16日(現地時間)行われた。海外選手にも大きな注目が集まる男子シングルでは、トリノ五輪銀メダリストのステファン・ランビエール(スイス)が5位、今季グランプリファイナル3位のジョニー・ウィアー(米国)は6位、地元の大声援を受けて登場したパトリック・チャン(カナダ)が7位発進となった。また、優勝候補に挙がっていたブライアン・ジュベール(フランス)、ジェレミー・アボット(米国)はジャンプのミスなどで大きく出遅れた。
 以下、SPを終えた海外選手のコメント。

■SP18位/ジュベール「あんなミスは今までしたことがない」

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――最初のコンビネーションジャンプを失敗したが

 調子は良かったのに大きなミスをした。なぜだかよく分からない。

――トリプルルッツの失敗について

 あんなミスは今までしたことがない。それでも最後まで続けなくてはいけなかった。

――プログラムについて

 氷の上に出たときは、特別変わったプレッシャーはなかった。欧州選手権の方がずっとナーバスだった。オリンピックではいつもうまくいかない。なぜかは分からないし、説明もできない。

■SP5位/ランビエール「とてもナーバスになっていた」

――ショートプログラムを終えて

 とてもナーバスになっていた。オリンピックはほかとは違う特別な試合。

――プログラムについて

 100パーセント満足したとは言えない。予定していた4回転コンビネーション(4回転トーループ+3回転トーループ)がうまくいかなかったのが残念だった。


■SP6位/ウィアー「全部うまくいった」

――演技を振り返って

 全部うまくいった。メダル候補と考えられていなかったから、みんなにプログラムを楽しませたいという気持ちだった。

――メダル候補に挙げられていないことについて

 僕はオリンピック選手で、良いアスリートだけど、個性に邪魔されてみんなそれを忘れているんだと思う。

■SP7位/チャン「自分のやるべきことをやるだけ」

――トリプルアクセルに失敗したが

 自分でもなぜだか分からないし、何が起きたのか分からなかった。

――フリースケーティングで4回転に挑戦するか

 自分のやるべきことをやるだけ。ここ2週間は4回転の練習をしていないし、なぜ入れなきゃいけないのか分からない。

■SP15位/アボット「何でこうなってしまったのか」

――何がうまくいかなかったのか

 何でこうなってしまったのか、答えを見つけようとしている。何で今日で、何で今なのか。本当に胸が張り裂けそうな思いだ。

――五輪独特のプレッシャーがあったのか

 五輪だからというプレッシャーは感じていなかった。

♪ 続き ♪

男子3強が「4回転」論争=2対1、高橋は毅然と〔五輪・フィギュア〕

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混戦が予想された男子はショートプログラム(SP)で90点の大台を超えた3強が一歩抜け出した。0.6点差の中に3人。フリーに向けて1、2、3位という順番にさほど意味はないが、並んで臨んだ15分余りの会見がもう心理戦だった。
 中央にどんと座った首位のプルシェンコが格上であることを誇示した。2位ライサチェクは少し弱々しく見え、3位の高橋は毅然(きぜん)としていた。
 焦点は「4回転」。SPで後ろに3回転をつけた連続ジャンプを決めているプルシェンコは「4回転ジャンプはフィギュアスケート界の将来を左右する」と切り出し、一席ぶった。技術、ジャンプの進化の歴史を説明し、「バイアスロンやスピードスケートでも新記録が出ている。(4回転を跳ばないとしたら)われわれの進歩は止まる」。名指しこそしないものの、フリーで4回転を避ける見通しのライサチェクをちくりと刺した。
 それに対し、現世界王者は「スピードスケートでいうなら、最初の一歩が次の一歩より大事ということはない。それと同じ。ジャンプもステップもスピンも同等に重要だ」と返したが、次に口を開いた高橋の言葉が、その場の優劣を決めた。
 「長野(五輪)から4回転を成功させた人がチャンピオンになっている。勝つために必要。男子の醍醐味(だいごみ)としてやることがこれからにつながる」。プルシェンコは、高橋の方を向いてうなずいた。フリーではプルシェンコが2度、高橋は1度入れてくる。ライサチェクは安全策で。勝負の行方に、どう絡んでくるか。(バンクーバー時事)

■一つ抜け出した3強、追う織田ら

 プルシェンコを筆頭に、ハイレベルな戦いが必至だと見られていた男子シングル。しかし、高橋以降は、トップ争いの可能性を消滅させるようなライバルも出ていた。次のグループのブライアン・ジュベール(フランス)は、冒頭の連続ジャンプで失敗したうえ、3回転ルッツでも転倒して68.00点の18位と出遅れた。最終グループのトマシュ・ベルネル(チェコ)も65.32点で19位に。全米王者のジェレミー・アボットも、69.40点で15位に落ちた。

 そんな中でプルシェンコと高橋の間に割って入ってきたのが、2009年世界王者のエバン・ライサチェク(米国)だった。3回のジャンプを慎重に決め、気持ちの入ったミスのない演技ですべてを終えた彼は、自らの出来に感動していたほどだった。
 出された得点は高橋をわずかに上回る90.30点。90点台のきん差で3人が並び、2日後のフリーで決着をつけることになった。
 SPで一つ抜け出した3強。それを追いかけるグループは、84.85点の織田信成(関大)を筆頭に、81.12点までにひしめく、ステファン・ランビエール(スイス)とジョニー・ウィアー(米国)、パトリック・チャン(カナダ)の4人。それに続く79.59点の小塚崇彦(トヨタ自動車)も、わずかながら可能性を残しているという状況だ。

 ミスのない演技をして4位につけた織田はこう言う。

「初めての五輪ですごく緊張していました。でもここへ向けてSPとフリーの演技を通した練習を積んできましたから。体力的にはものすごくきつかったけど、それを乗り越えて強くなったと思います。初めての五輪の演技はあっと言う間に終わってしまったけど、自分としては楽しめたかな、と思います」

体中を締めつけるような緊張感に包まれるなかでも、自分の演技をしっかりできたことで、次への自信につなげようとしている。
■「4回転を跳んだ人がチャンピオン」
 8位につけた小塚も、トリプルアクセルが両足着地になるというミスと、3回転フリップの踏み切るエッジが違うミスだけですべてを乗り切った。曲の最後が途切れて、キメのポーズをうまくとれなかったのは、ささいなアクシデントに過ぎなかった。

「きょうは朝の練習が終わってからはすごく緊張して、胃が痛くなってしまいました。でもそれも治って、普通の試合通りの気持ちで挑めました。会場へ来てからもいつも通りにやれたけど、リンクに描かれた五輪のマークを見た時は、ちょっと気持ちが引き締まりましたね」

 こう言う小塚は、ある程度の満足感はあるが、アクセルが両足着地になってしまったのだけは悔しいと言う。

「だから満足はしていません」

 とも……。その心の中の小さなわだかまりを晴らすのは、フリーしかない。

SP後の記者会見で高橋は、4回転ジャンプについての質問で「長野五輪の時から4回転を跳んだ人がチャンピオンになっている。勝つためにも、男子フィギュアの醍醐味(だいごみ)を見せるためにも4回転は必要だと思う」と答えた。
 その思いは織田や小塚も同じだ。「そのために練習してきた」という彼らは、一つでも多く満足し、一つでも上の順位を目指すために、フリーでは4回転を入れる決意をしている。

 現地時間18日のパシフィックコロシアムでは彼らの、激しく美しい戦いが繰り広げられる。  
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テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ