浅田真央と水蜜桃

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バンクーバー 浅田真央Vsキム・ヨナ 4.72点差は逆転V圏内【まとめ】

 真央vsヨナ 

ヨナと真央、静かな火花

大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を浅田真央選手(19)が決めれば、韓国・キム・ヨナ選手(19)は完ぺきな演技でその上へ。23日(日本時間24日)に行われた注目のフィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)。期待通りの滑りをみせた2人は、演技後の会見で静かにライバル意識をのぞかせた。4位の好位置につけた安藤美姫選手(22)、11位の鈴木明子選手(24)を含む戦いは後半のフリーでさらに熱くなりそうだ。

 「(直前の)真央の点数は見えた。すばらしい演技で気にしないわけにはいかなかった」と金選手がライバルを持ち上げると、浅田選手は「やっと金選手にショート(プログラム)で近づけたかな。いつも10点近くの差をつけられたから」と応じた。注目を二分する日韓の19歳2人。世界の記者を集めほぼ満席になった会見場で、相手をたたえてみせた。

 火花はしかし、静かに散った。「自分には経験がある」と世界女王のプライドをちらつかせる金選手。カナダ・トロントを練習拠点にしており「なぜか五輪でも特別な感じがしないんです」などと英語で答えた。地元意識もしっかりアピールしてみせた。

 やや緊張気味に口を真一文字に結ぶ浅田選手も「晴れた気持ちでフリーの練習ができる」と苦手のSPでトップを射程に入れ、満足感を見せた。

 「金メダル」については、金選手は「競技者の夢」と話しつつ「五輪では思わぬ結果が出るのも知っている」と自分を戒めるように発言。「金メダルはほしい」と意欲を隠さない浅田選手も「まずフリーで完ぺきに滑ること」と慎重に答えた。

一方、3位の地元カナダ、ジョアニー・ロシェット選手(24)は会見を欠席した。2日前に母を突然亡くしながら試合に臨み、満身の力で滑り切った後は、氷上で懸命に涙をこらえた。その姿に、上位2人を超える満場総立ちの拍手が集まった。4位の安藤選手も含めたメダル争い。25日(日本時間26日)のフリーではどんなドラマが繰り広げられるか。
(バンクーバー・阿部伸哉)

♪ 続き ♪

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真央「近づけた」逆転だ!

<バンクーバー五輪:女子フィギュアスケート>◇23日(日本時間24日)◇パシフィック・コロシアム

 逆転の金メダルが見えた! フィギュアスケート女子のショートプログラム(SP)で浅田真央(19=中京大)が今季自己最高の73・78点をマークし、世界歴代最高の78・50点をマークしたライバル金妍児(韓国)と4・72点差の2位につけた。五輪の女子SPでは史上初めて、フリーを含めると92年アルベールビル大会の伊藤みどり以来となるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させる会心の演技。競技人生最大のスランプを乗り越え、初の大舞台で真央スマイルがはじけた。25日(日本時間26日)のフリーで、逆転の金メダルを狙う。

 思わず跳びはねた。演技を終え、地鳴りのような大歓声がわき起こると、浅田はピョンピョンと2度、両足で跳んだ。会心の演技と実感した時に出る癖だ。リンクを降りると「やったー!」と叫び、2人のロシア人コーチと抱き合った。今季国際大会での自己ベストを約15点更新する73・78点の表示に「うそーっ!」。驚いたような顔は、すぐに笑顔に変わった。

 初出場の大舞台で勝負強さを発揮した。冒頭で、今季苦しんだ3回転半を決めた。SPでは今季5度目の挑戦で初成功、五輪では史上初の快挙だ。「足が震えたけど信じて跳んだ。ホッとしたけど、すぐに次の3回転フリップがあるので気は抜かなかった」。波に乗り、3つのジャンプをすべて決めた。終盤にはステップを踏みながら笑みをこぼした。「選手村にいる時から緊張したけど、滑っている間に『五輪で滑っているんだな』と慣れてきた。やっとヨナ選手にSPで近づけた。いつも10点とか離されているので」と笑った。

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待望の五輪シーズンで人生最大のスランプに陥った。10月のフランス杯は、優勝した金と過去最大の36・04点差の2位。続くロシア杯では、シニア転向後自己ワーストの5位。五輪切符のかかった全日本選手権まで約2カ月間、愛知・中京大のリンクで練習することになった。コーチやトレーナーら会う人はいつも同じで、話題はスケートだけ。不調とストレスで、12月初めには感情が爆発した。

 「もう跳べない」。リンクサイドの更衣室で、2歳違いの姉舞に涙ながらに打ち明けた。4年前は「年齢制限」で出られなかった夢の舞台に立てないかもしれない―。居ても立ってもいられなくなった。

 そんな時、一緒に泣いてくれた姉の言葉に救われた。「これまで何万回も跳んできたのだから、今日1日で跳べなくなるなんて、ないから」。一緒に中華料理を食べに行くと、姉はスケートの話はせず、ひたすら励ましてくれた。その直後には2人で名古屋市内に買い物に出掛けた。珍しく浅田から「2人でおそろいの何かがほしいね」と誘った。ようやく見つけたのが赤い糸状のネックレス。それを着けて全日本選手権に臨み、五輪出場権を獲得した。舞は「糸が切れると願いがかなうと言われている」と明かす。もちろん願いは五輪の金メダルだ。

 4・72点差は想定内だ。この1年間の3度の直接対決では、SPで10点以上の大差をつけられて負けた宿敵への気後れもない。金と並んだ記者会見では「いつもよりは晴れた気持ち。金メダルはほしいと思っている。フリーでパーフェクトにできるようにしたい」と言い切った。SPではピンクから赤へと衣装の色を変えたが、フリーでは、赤と黒の慣れ親しんだ衣装を着用する。過去の五輪3大会では、フリーで青い衣装を着た選手が金メダルを獲得し、金も青系統の衣装を予定するが、浅田はマイペースを貫く。連続を含む2度の3回転半を入れる浅田しかできないプログラムで、堂々と頂点へと挑む。
【高田文太】[2010年2月25日9時21分 紙面から]  
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テーマ:フィギュアスケート - ジャンル:スポーツ