不正を暴露したエフゲニー・プルシェンコに露スケ連とISUが逆ギレ
[No.844] 2010/07/01 (Thu) 22:04
トリノオリンピックで金メダル、ソルトレイクとバンクーバーオリンピックで銀メダルと、フィギュアスケート界では史上最高のオリンピックメダリストのプルシェンコ。
それなのに、来季の大会への出場資格が剥奪されてしまいました。
ロシアスケート連盟が、プルがISU非公認のアイスショーへ参加した事をISUに告発し、ISUが出場資格を剥奪したのです。
けれど、同時期に同じようにISU非公認のアイスショーへ参加したジョアニー・ロシェット選手や、ジョニー・ウィアー選手は、来季の大会への出場が認められました。
そもそも、プルがISU非公認のアイスショーに参加した事を、ISUが認知していなかった訳はありません。
プルを持て余した露スケ連が、告発という形を利用して、ISUにペナルティを課すよう働きかけたのだと推測が成り立ちます。
つまり、露スケ連の不正経理に苦言を呈したり、ISUの採点基準に是非を唱えたりした事への、見せしめやけん制の目的が大きかったのだと思います。
冬季五輪をソチに誘致する事に貢献し、フィギュアスケート界を牽引してきた選手に対し、露スケ連盟は感謝の気持ちを持てないのでしょうか。
選手によって採点基準を変えてきたISUは、処罰も選手によって変えています。最低です。
不正を指摘されて反省もせず報復措置を取れば、ファンの気持ちはますますプルに傾き、既に地に落ちているISUの信頼が益々泥まみれになるだけです。
日スケ連も大概ですが、露スケ連にも幻滅しました。